加治由佳子さんは、血液がんのひとつ、骨髄異形成症候群と診断され、5年生存率20%と診断されました。
今回はご本人の声で、献血にご協力された方への感謝と献血の必要性をお伝えしています。
ぜひお聴きください。
音声の内容をできるだけ忠実に文字起こしをしました。
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普通の毎日を最高に生きる人生好転ナビゲーター、白血病サバイバー講演家、ゆかぽんこと、加地由佳子です。
今日はですね、なんかある人の投稿を見てて、#けんけつまつり2023ってのを見つけました。
で、ちょっと調べてみますと、これ、8月2日から8月7日までの間、開催中って感じで、いろんな人がこのハッシュタグをつけてお話しされてましたので、私も乗っかってお話をしたいと思います。
で、テーマとしては、どんな話をしてもいいって書いてありました。 私は患者として、輸血してもらった立場として、ちょっとお話をしたいと思います。
今から8年前、1回目の血液がんが判りました。
で、きっかけは山に登ってた時ですね、いつもだったらスイスイスイって登れる道が、もう10分歩いただけで、
頭がんがん痛くなって足動かへん、これはただ事じゃないってことで、病院に行った時に判ったんですね。
で、その時の血液検査の数値が、ヘモグロビンっていう数値、これが健康かどうかっていうのを見る数値なんですけど、
健康な女性で、たぶん11でも低いかな、11から13ぐらいは普通にあると思うんですけど、私はその時、病院に行った時、6.8しかなかったんですね。
で、そりゃしんどいわ、と思いましてでですね、血液がん治すためには骨髄移植しかないっていうことで、
入院することになるんですけれども、それまでの間、入院するまでそれから骨髄移植をして、ちゃんとした血を自分の体内で作れるようになるまでの間で、
ちゃんとした血が必要なわけです、私にとって。
私はもうその、6.8しかないわけですからね。
で、そこで輸血をしてもらいます。
毎日のようにしてもらってました、入院中はね。
で、赤い血とそれから黄色、黄色は血小板なんですけど、2つやってもらってました。
それで、私はA型なんですけども、A型の中にも合うA型の血と合わないやつとかがあるらしいんですね。
で、1回やったかな、私に合うA型がちょっと今足りてないから、ちょっと待ってねみたいな、そんなことを言われたこともありました。
なので、どんだけ輸血にお世話になったかわからないぐらいなんですけど、
とにかくいろんな方が誰かのために時間を割いて、献血に行ってくださったおかげで、
私の命がこうして今ここにあるわけです。
命をつないでもらいました。
本当に感謝してます。ありがとうございます。
うーん、私はもう今は自分が献血はできない体なんですね。
で、もし今ね、元気な方、献血ができる方は、 ぜひ街で献血カー見かけましたら、
または献血ルームがいろんなところにありますので、そちらに足を運んでいただいて、
30分か40分かだと思います、
ちょっと時間を私たち患者にいただけないでしょうか。
ぜひ協力をお願いしたいと思います。
で、もう一つお願いは、200mlか400mlか選べると思うんですけれども、
できましたら400でお願いします、 というのは、400だったらワンパックでいけるわけです。
いけるわけですっていうか、そのままもらえるわけなんですけど血を。
どうやら200だったら合わせないといけないって聞いたんですよね。
ちょっとこの辺詳しいことは私わからないんですけど、聞いた話として今お伝えしてますけど。
ですから、可能だったら400mlの献血をお願いしたいです。
それと情報としまして、献血のできる年齢は、下は16歳から、上は69歳までいけるんですけど、
ここにもいろいろ条件があります。
男性だったらどうなのとか、女性だったらどう。 血小板は何歳までしかダメですとか、
いろいろありますので、そのあたりはまた、行かれたときに確認をしてもらったらいいかなと思います。
献血、どうぞ、どうぞ、本当によろしくお願いします。
私も助けていただきました。
はい、ということで、今日は献血のお話でした。
聞いてくださってありがとうございます。
ではまた、さようなら。