平成29年12月17日(日)に栄広場(愛知県名古屋市中区)にて第6回「献血ポスターコンペティション」の表彰式を開催しました。
当日は、晴天に恵まれ、最優秀賞 服部 亜美 様、 優秀賞「高校生の部」 新田 有理 様、 優秀賞「一般の部」 野替 美月 様、 愛知県赤十字血液センター所長賞 宮川 奈々 様の受賞者4名の方にご出席いただきました。
式典では、最優秀賞作品が初披露され、その後、最優秀賞・優秀賞受賞者には東海北陸ブロック血液センターの籏持部長から、愛知県赤十字血液センター所長賞受賞者には大西所長から賞状と副賞が授与されました。受賞者インタビューでは、ご自身の作品に込めた想いや受賞された感想などを話していただきました。
最優秀賞作品の初披露
表彰状の授与
受賞者インタビュー
受賞者コメント
最優秀賞
服部 亜美 様
今までいろんな作品をつくってきましたが、こんなに良い賞をもらったことがなかったので、やっと努力が報われたことをうれしく思います。一人の力ではなく、学校の先生方や投票してくださった皆様にも感謝したいです。作品では、「手」を写真にし、このことが現実であることを訴えかけたことと、色を使いすぎないようにすることで見る人へのインパクトを与え、そこにハートを付け加えることで暖かみのあるものにしました。これを見た人々が実際に献血に動いてくれるようなポスターデザインにしました。
優秀賞「高校生の部」
新田 有理 様
私のポスターを見て献血に参加する人が増えてほしいと思います。「献血についてたくさんの人に知ってほしい」「私自身、献血に行きます」という思いを込めて制作しました。実際に自分自身も献血に行ってみました。
優秀賞「一般の部」
野替 美月 様
すばらしい賞をいただくことができ、大変光栄です。「献血の身近さ、気軽さ」を前面に押し出したポスターを制作しました。
平和な日本に生きていて誰かの命を救うということは稀です。そんな中で献血は、最も簡単に誰かのヒーローになれる手段だと思いました。学校帰りに、仕事帰りに、買い物帰りに、「ちょっと寄り道」くらいの気軽な気持ち一つに救われるものはあると思います。「あなたもヒーローになってみませんか?」というメッセージを込めてつくりました。
愛知県赤十字血液センター所長賞
宮川 奈々 様
まさか受賞できるとは思っていなかったのでとてもうれしく思っています。選んでいただきありがとうございます。ポスターを制作する時はなかなかアイデアが出ず、自分の伝えたいことを考えたところ、「ゆうき」を出せば誰かを救うことができるという思いが生まれてきました。「あなた」と「ゆうき」という文字を見ていたら「献血」という文字に見えてきたのでこの作品を制作しました。
愛知県以外の各県赤十字血液センター所長賞を受賞された方々への表彰式は各県にて順次執り行われる予定です。
最後に、受賞者の皆様をはじめ、作品をご応募くださった皆様、そして投票審査にご協力くださった皆様、本当にありがとうございました。
最優秀賞の作品は、今後一年間、若年層献血啓発ポスターとして使用し、東海北陸7県内の学校や献血ルームに掲示いたします。皆様の投票によって選ばれたこの作品が多くの方の目に留まり、特に若い方への献血推進につながれば幸いです。