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ありがとうの声

献血はみんなで取り組むもの

岐阜県赤十字血液センターに届いた「ありがとうの声」を紹介いたします。

献血って、どんなに沢山の回数を重ねても、自分のためにストックできるものではないです。今、必要とされている方に、今まさに届けられ、すぐに活用されているものです。そんなものと感じられる出来事がありました。私、2年ほど前、出張先へ向かう車の運転中にお腹が下る感じがしてきて焦ってました。「おおっ、これは下痢だな。なんか変なものでも食べたかな」って思い、出張先で急いでトイレに駆け込んで用を足しました。3回、シャー、シャー、シャーと出てきたので、これはただの下痢ではないなって思い確認しました。見てビックリ、便器が真っ赤かになる下血でした。何の前触れもなく突然に起こった事態に不安と焦りで、しばらくトイレにうずくまってしまいました。その日は出張先で何もできず、そのまま帰らせてもらいました。家に保険証を取りに帰ってから、自家用車で病院へ行ったのですが、病院では「救急車で来てもよかったのじゃないか」と自力で来たことに驚かれました。医師から「今日は帰れないよ、入院だよ」と言われた時には、更に焦りました。すぐに内視鏡処置が行われたのですが、その日は出血場所の特定に至らず、HCUで様子を見ることになりました。次の日、自分でトイレに行こうとしてベッドから立ち上がった時に、そのまま倒れてまた下血してしまいました。当直の看護師さんには本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。この後、輸血処置になりましたが、輸血していただいたおかげで私の体力も戻り、3日目には通常の内視鏡処置ができて無事に止血されました。病院スタッフの皆さんには本当に感謝しかありません。そして、この時期に献血してくださった方がいたからこそ、生還できたのだとも思っています。本人に直接お礼の言葉を言えないのが残念ですが、本当に感謝しております。私は今までに55回の献血をしてきて、ちょっと自慢でした。それでも、どんなに沢山の献血をしても自分のためのストックにならないし、自分の血液がどこでどのように使われているのもわからないし、自分にとって何の意味があるのかは疑問でした。でも今回、医師が輸血を躊躇なく行う姿を目の当たりにして、ほんとにありがたいことだなって感じました。献血って誰かがやっていてくれるものではなく、やっぱりみんなで考えて、みんなでわかりあうもの、取り組むものだと思います。(50 代男性)

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