振り返り(2023.1月)
2023年1月、新しい年と言うことで(既にかなり過ぎておりますが)、一度これまでのコラムを振り返ってみたいと思います。
2020年4月に担当を始めた私のコラムのタイトルを羅列してみますと
2020年
4月 献血バス
5月 初めての献血
6月 飛騨、奥美濃
7月 Web授業と若年層献血のこと
8月 その時々の一生懸命
9月 高校献血
10月 予約の話
11月 白川村の献血
12月 血液センターの年越し
2021年
1月 献血アナウンスCD
2月 ランキング? 2月に思うこと
3月 骨髄バンクドナー登録
4月 供給の話
5月 FC岐阜コラボ献血
6月 半世紀の感謝
7月 中津川青年会議所
8月 新岐阜献血ルームの話
9月 9月の中津川献血
10月 『けんけつちゃん』の誕生日
11月 献血チェアのテレビの話
12月 血液センターの年越し(2021-2022)
2022年
1月 広報放送
2月 『未来につなぐ献血プロジェクトぎふ』
3月 3月は淋しい月?
4月 2年2か月ぶりの東京
5月 岐阜大学医学部1年生の初期体験実習(タイトル後付け)
6月 梅雨明け
7月 手紙
8月 花火
9月 安請け合いとトラウマ(前編)
10月 安請け合いとトラウマ(後編)
11月 この日ばかりは『目抜き通り』
12月 血液センターの年越し(2022-2023)
そして今回が、2023年1月 振り返り、ということですが、基本的に飽きっぽく、長続きしない私が、(一部の?)皆様の励ましを受けてここまで書き続けて来られたこと深く感謝申し上げます。
と、神妙に書いてみましたが、かといって(ややネタ切れ的なところはありますが)、最終回のご挨拶をさせていただく訳ではございません。
このコラム、振り返ってみますと、実は私が献血のことを十分には知っていなかったところから始まって、徐々に献血のことを知り、それを皆様と共有させていただいた記録です。もうすぐ丸3年になります。
ここからどこへ向かうのか、と言うのが今回の話です。そして、どこでも言われていることですが、若者を献血に戻すことが、とても難しいけれど、切り込まなければいけない大きな方向です。
最近、ニュースでは、「異次元の少子化対策」があちこちで取り上げられていますが、献血もある意味それに似たところがあります。しかし、献血に関して言えば、今献血している若者は20人に1人程度ですが、それをもし2人まで、あるいはそこまでいかなくても1.5人まで増やすことができれば十分なわけです。まだまだ余力があるようにも思えます。
と言うことで、その使命を持った旗艦として、来る3月22日に『岐阜献血ルーム アクティブG』がオープンします。今後、様々の企画を考えながら皆様と共にその目標を目指します。
引き続きお付き合いの程よろしくお願いいたします。
岐阜県赤十字血液センター 所長 高橋 健
図は『岐阜献血ルーム アクティブG』のロゴマークと待合室の完成予想図です。