私は小児脳症で、父は大腸がんで、輸血をしていただいて、今、後遺症や合併症は残ったものの、命をつなぐことができました。
今、ハードな旅行こそできませんが、自分のペースで好きなことができること、そして何よりなんでもない日常生活を送ることができていることが幸せです。
私が闘病する大学病院にも、輸血の必要な赤ちゃんから高齢者までの多世代の患者さんがいます。
大切な体の中に流れる血液を分けていただくのは申し訳ない気持ちもありますが、どうが闘病する人たちのために献血をしていただけると助かります。
生きられる期限を告げられている人も、輸血のおかげで、体調がよい時間が増え、大切な人と笑顔をかわす機会が増えたのを何度も見てきました。
輸血によって残る後遺症を軽減しようと頑張っている赤ちゃんもいました。
最後になりましたが、これまでに献血をしてくださった方、献血はできなくても献血活動を気にかけてくださっている方、献血の現場で働いてくださっている方に、心から感謝をしています。
ありがとうございます。