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献血の種類

献血には、全血献血(400mL献血、200mL献血)と成分献血があります。

【全血献血】

全血献血はすべての血液成分を献血する方法で、400mL献血と200mL献血があります。
輸血はより少ない方々から献血された血液でまかなう方が安全性が高まるため、年齢や体重等基準を満たしている方には400mL献血のご協力をお願いしています。

【成分献血】

成分献血は、自動成分採血装置を用いて血液中の血漿や血小板のみを採取する方法です。
献血には60~90分ほどの時間がかかりますが、献血する前の状態まで回復するのが遅い赤血球は体内にお返しするので、身体への負担が軽い献血です。成分献血には、次の2つの種類があります。

  • 血小板成分献血
    主に血小板を献血する方法です(同時に血漿をいただく場合もあります)。
    採取量は400mL以内で、一人の献血者から多くの血小板(全血献血と比較して約10~20人分)が採取でき、患者さんへは少人数の献血者からの輸血が可能となり、より安全性の高い輸血を受けることができます。
  • 血漿成分献血
    血漿だけを献血する方法です。
    献血量は体重別に300mL~600mLの献血が可能です。一人の献血者からより多くの血漿が採取できますので、血友病患者さんのために欠かすことの出来ない血液凝固因子製剤など、血漿分画製剤の安定供給が可能となります。