献血前に医師が問診により健康状態を伺い、血圧や血色素量(ヘモグロビン濃度)を測定して、採血基準に適合するかどうかを判断しますので、ご安心ください。
400mL全血献血の採血基準は、17歳から69歳までの男性及び18歳から69歳までの女性で、体重が50kg以上、血色素量(ヘモグロビン濃度)が男性は13g/dL以上の方、女性は12.5g/dL以上の方、最高血圧が90mmHg以上とされています。
ただし、65歳から69歳までの方については、60歳から64歳までの間に献血経験のある方に限られます。採血基準参照
これらの採血基準は、国の研究班により過去のデータから検証を行い、安全性を確認したうえで、国が定めたものです。
ちなみに、人間の血液量は、一般的に男性で体重の約8%、女性で体重の約7%といわれており、例えば、体重50kgの方であれば、男性は約4,000mL、女性は約3,500mLの血液が流れています。
医学的にみて全血量の15%以内が失われても問題がないことが報告されていますので、男性600mL、女性525mLまでの献血は問題ないことになります。
※血色素量(ヘモグロビン濃度)とは血液中のヘモグロビンの濃度で赤血球の濃さを示す指標のひとつです。
※血色素量(ヘモグロビン濃度)については、個人差があります。また、その日の体調によっても多少変化します。