三重県学生献血推進連盟「みえっち」
渡邉 晟さん
三重県学生献血推進連盟、通称「みえっち」は三重県内に通学・居住している学生で構成され、献血への理解を深めるとともにこれを推薦することを目的に平成25年に設立されました。主な活動として、献血会場に赴き、三重県赤十字血液センターと協力し、献血啓発に努めています。学生ボランティアに興味のある方は、ぜひ一度ご参加ください!
【献血との出会い】
私が献血を始めたのは高校2年生の冬に友達同士誘い合って名古屋市の大須にある「大須万松寺献血ルーム」で200mL献血をしたのが最初です。最初は針を刺すのにも抵抗し、「献血なぁ...痛いもんなぁ...」と思っていましたが、案外すぐに終わったことと、「なんだ、こんな簡単に社会貢献できるじゃん!」と思って、一番献血にハマってしまい、高校時代は5人10人と友達を連れて献血をしていました。
【大学進学後】
大学は故郷を離れて三重県へ単身一人暮らし。さあ何をしようと考えたところ、下宿先の近くに献血ルームがあり、2週間に1回成分献血をしに入り浸っていました。でも、なんかもっと献血に貢献できることがないかな!?と思っていたところ、私が今所属している「三重県学生献血推進連盟」に出会い参加することになりました。私の大学生活は献血推進に捧げたといっても過言ではないくらい、北は桑名、南は伊勢まで三重県内各地を飛び回って献血推進活動をしました。とても暖かい温かい職員さんと、頼りになる同級生・後輩に恵まれて明るく楽しく活動ができたのがいい思い出です。
高校生だって、大学生だって無力じゃない!私たちの声で、活動で、誰かの助けになるんだ!そう感じた4年間でした。
【まだ見ぬ献血協力者さんへ】
社会に対して何もできない、私一人が動いたところで何も変わらない...そんなことはありません。献血は「確実に誰かのためになる、誰でもできるボランティア」です。確かに献血した「血液の行き先」は私たちには分かりませんが、今日も誰かの命をつなぐ赤いバトン、あたたかなおくりものであります。ぜひ、献血して誰かのために、一歩踏み出してみませんか?