<輸血で助けられ、今伝えたいこと>
20代の頃、肺に穴が開く気胸を患い内視鏡での手術を受けることとなりました。
当初は体に小さな穴を数か所空けて施術するだけの予定だったのですが、それでは上手くいかず、急遽大きく切開して手術することとなり、その際に輸血が必要となりました。
今まで自分は輸血を受ける側の人間になるとは露ほども思っていなかったのですが、比較的身近に起こるこのような病気でも輸血を受ける可能性があるのだと知りました。
輸血を受ける以前は何度か献血を行っていたこともあり、回復後に協力させていただこうと献血ルームを訪問したのですが、そこで輸血経験者は献血出来ない事を知り、残念な気持ちになったことを覚えています。
献血を行うことでの協力は出来なくなりましたが、今回こういった形で経験を語らせていただくことで、
少しでも多くの方が献血への興味を持って頂くきっかけになっていただけると幸いです。