いつも献血にご協力いただきありがとうございます。
献血後にラブラッド等で確認できる血液の検査結果※。ご覧になって気になる数値や、血圧等日頃から健康に気をつけなければいけないと思っていることはありませんか?
また、せっかく献血に来てくださったのに、事前の検査でヘモグロビン値が基準値に達していなかった、血管がうまく出なかった等献血ができなかった経験はありませんか?
このような皆様から寄せられた声を取り入れて、献血ルーム ゲートタワー26では大学生の皆さんに血液や血管等に関係したレシピを作成してもらいました!
健康な血液・血管は日頃の食生活から!
順次レシピを追加しますので、ぜひ作ってみてください。
※「献血Web会員サービス ラブラッド」での検査結果確認は下記URLから
修文大学 健康栄養学部 ご紹介
修文大学健康栄養学部管理栄養学科では、実践力を身につけ、命と健康のサポートに幅広く活躍する「食と栄養のスペシャリスト」である管理栄養士を養成しています。
管理栄養士が活躍するフィールドは、医療や保健の現場だけでなく、介護、福祉、教育など多彩な分野に広がっています。それら地域生活の場で健康をマネジメントする管理栄養士には、より高度な専門的知識と技術の修得、他のプロフェッショナルと連携できる力が求められます。食と栄養の知識、人体の構造と疾病の理解はもちろんのこと、人の食生活の基礎となる社会の成り立ちに関する見識も欠かせません。健康栄養学部では、「人がその人らしい暮らしを安心して送るための総合的なサポートができる管理栄養士」の養成を目指しています。
給食経営管理研究室 ご紹介
本企画にご協力いただいた南先生(管理栄養士・食品栄養科学博士)は、2022年4月より修文大学で給食経営管理分野の研究や学生指導をされています。
南先生は前任校の名古屋学芸大学でのゼミ活動において、名城大学女子駅伝部(平成29年~令和3年 全日本大学女子駅伝大会;5年連続優勝、平成30年~令和3年 富士山女子駅伝大会;4年連続優勝)の選手への食事サポートや栄養指導を行うゼミ生への指導や、調理担当者の負担軽減を目的としたサイクルメニューの作成や獣害駆除されたジビエを有効活用したレシピの開発や普及、アスリートの個々に適応した栄養管理を行うために必要な栄養アプリの開発などの研究活動を行ってきました。今後も対象者に適応した美味しく、安全かつ手軽に調理できるレシピの考案などを探究していく予定です。これまでの研究活動から得たことをこのレシピにも活用しています。
名古屋学芸大学 管理栄養学部 ご紹介
名古屋学芸大学 管理栄養学部の学生さんは、「食」と「健康」に関わる分野を総合的に学習し、多様に広がるフィールドで活躍できるスペシャリストである管理栄養士(国家資格)取得を目指して勉学に励んでいます。
南先生からのメッセージ ~おいしく、楽しく、そして適量を食べてみませんか?~
私たちの身体は、“食べ物(食品)を食べること”によって作られています。
いろいろな種類の食べ物を食べることで、身体の調子を整え、筋肉や血液が作られています。
サラサラな血液、丈夫で強い血管、貧血改善や予防などの状況も、毎日の食事によって変わってきます。
毎日の食事、きちんと1日3食食べることができていますか・・・?
「忙しくて・・・」「体調が悪くて・・・」という方もいるかと思います。
食べられない時もありますが、1日3食、どのような食事をしているのかを見直す機会を作ってみましょう。
どんな食品が出てきますか? 何種類くらいの食品を食べていますか?
例えば、「貧血だから…」と『鉄が多く含まれる食品』を積極的に摂ることも大切ですが、「鉄の多い食品」だけを食べているのでは、実際に体内で吸収される鉄の量はとても少なく、貧血の予防や改善が残念ながら望めません。
実は、身体に必要な栄養を十分に摂るためには、1つだけの栄養素では十分に活用されない場合があります。
では、どのように食べたらいいのでしょうか?
答えは簡単!
1つではなく、「複数の食材」を食べることがポイントです。
鉄の吸収をアップさせるためには、「鉄」(肉、海藻、野菜など)のある食品と一緒に、「たんぱく質」(肉、魚、卵、大豆、牛乳)、「ビタミンC」(野菜、果物、いも類)、「ビタミンB群」「葉酸」(野菜類)の食品を食べてみましょう。
それぞれの栄養素が鉄分の吸収を助けて、体内での鉄分の吸収をアップさせてくれます。
また、これらの食品の組み合わせは、“丈夫で強い血管”を作ることにも効果があり、貧血の改善や予防に効果的です。
まずは、1日1食でも構いませんので、食べる際にじーっと料理を見つめてみましょう。
そして、複数の食品を組み合わせて食べることを意識して、それを少しずつ日々の習慣にしていきましょう。
ぜひ、学生たちが考えた栄養満点のレシピを参考に、栄養バランスのとれた食事で、心身ともに健康的に過ごしましょう♪