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ありがとうの声

人生を2回救ってくれた血漿分画製剤

川嵜真理子さん

日本赤十字社 長崎原爆病院リハビリテーション科
理学療法士 川嵜真理子さん

【出張先でまさかの発症】

学会参加のために鹿児島へ出張していた時の話になります。当時私は26歳でした。趣味はランニングで、学会前日も鹿児島の街をランニングしていました。学会当日、起床後より視界が2重に見えるようになり、その後急速に増悪し、遂には寝たきりの状態になりました。「フィッシャー症候群」という神経疾患で、発症当初は不安で泣いてばかりいました。免疫グロブリンという血漿分画製剤の治療後から徐々に身体が動くようになっていき、リハビリを頑張り1ヶ月で職場復帰できるまでに改善しました。

【貴重な血漿分画製剤】

私は生後間もない頃も川崎病で同様の治療を受けています。今回私が治療するために使用した免疫グロブリンを作成するためにはおよそ100人分の献血が必要と聞きました。私の人生は何百人もの献血協力によって救われたんだと実感し、せめてもの恩返しに私も可能な限り献血協力していこうと思います。26歳と若く、フルマラソン完走していた私でも急に病気になり、寝たきり生活を経験しました。自分がもし病気になった時に、適切な治療がすぐ受けられるよう献血に協力をお願いします!

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