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近畿さい帯血バンクについて

近畿さい帯血バンクについて

近畿さい帯血バンクは、平成24年に京阪さい帯血バンクからさい帯血バンクの業務を引継ぎ、妊婦さんから提供いただいた「さい帯血」を調製・保管し、造血幹細胞移植を必要とする患者様へお届けしてきました。近畿さい帯血バンクは、これからも全国に6施設ある公的さい帯血バンクの一翼を担い、質の高い移植用さい帯血を医療機関へお届けするとともに、さい帯血事業の更なる普及・振興に努めて参ります。

移植の際に選んでいただけるさい帯血バンクを目指して

近畿さい帯血バンクのあゆみ

沿革

1996.08 京都府赤十字血液センターが移植用さい帯血の調製・保存を開始
1998.10 大阪府赤十字血液センターが移植用さい帯血の調製・保存を開始
2002.03 京阪さい帯血バンク設立(園田 孝夫代表)
2002.09 理事会組織に改組
2003.03 日本さい帯血バンクネットワーク入会
2003.08 保存さい帯血の公開開始
2003.09 提供依頼第一号(10月22日移植実施)
2004.04 正岡 徹理事長就任
2009.04 柴田 弘俊理事長就任
2012.03 京阪さい帯血バンク解散
2012.04 日本赤十字社近畿さい帯血バンク設立(京阪さい帯血バンク事業を継承)(河 敬世所長)
2014.03 日本さい帯血バンクネットワーク解散
2014.04 さい帯血供給事業者として国より認可

近畿さい帯血バンクの業務の流れ

1.採取

出産後、赤ちゃんとさい帯を切り離した後に、さい帯と胎盤にあるさい帯血を採取します。

採取の画像

2.受入・検査

産科施設で採取されたさい帯血は、さい帯血バンクへ搬送されます。外観の異常が無いことを確認し、採取量や細胞数(有核細胞の測定を行います。

受入・検査の画像

3.調製

基準を満たしたさい帯血のみ移植用のさい帯血に調製します。

調製の画像

4.保存

マイナス196℃で凍結保存します。最終チェックとして、出産後4カ月以降にさい帯血バンクからお母さんと赤ちゃんの健康状態を確認するお手紙を送ります。

保存の画像

5.供給

最終チェックの結果、基準を満たしたさい帯血は、病院から移植用に申込が受けられるようになります。病院から申し込みがあると、専用容器に入れて凍結状態で搬送します。

供給の画像

近畿さい帯血バンク見学コーナー

令和6年6月に、近畿ブロック血液センター見学展示ホール“KIZUNA”Worldへ、近畿さい帯血バンク見学コーナーが新設されました。
さい帯血バンクについて、親子で学べるコンテンツをご用意しております。
是非、施設見学にお越しください!

※見学展示ホール 完全予約制
お申し込みはこちらから

活動実績・資料(2024年3月31日現在)