私は5年前、子宮頸がんによる大量出血でたくさんの皆さまの善意による輸血を使わせていただきました。そのおかげで手術の時は、自己血で賄うことができました。
その後献血を再開しようと献血ルームに行ったら、輸血を受けたことがある人、がん等の病気にかかった人は献血できないことを知り、献血による恩返しができないと知りました。
何の恩返しもできずにいた私に、またもや皆さまの善意の血液を使わせていただくことになってしまいました。
今度は息子が交通事故で、手術の時に輸血を使わせていただき、命を繋いでいただきました。本当に感謝してもしきれないほどです。
しかし、どんなに恩返しをしたくても息子も私ももう献血をすることはできません。
その代わりできることは、主人や友だちに献血の大切さを知ってもらい、献血に協力して貰えるように話をすることだと感じています。
これからも一人でも多くの方が献血に協力してくださるように、努力していきたいと思います。本当にありがとうございました。