私の母は、数年間の遷延性意識障害の後、旅立ちました。
意識の回復を信じ、長年の闘病生活を過ごしましたが、ある日、体内での出血が生じ、容体が急変しました。
輸血で何日か様子を見ましたが、改善がみられず、これ以上の処置は本人の負担を考慮し、断念しました。
容体が急変し旅立つ数週間、母に寄り添い、母との最後の時間を得られ、また私自身の色々な気持ちの整理が出来ました。
これも、日々献血活動にご尽力してくださっている関係者の皆様、そして何より献血をしてくださった皆様のおかげだと、感謝しています。
本当にありがとうございました。
そして今は、あの時受けたご恩をと思い、定期的に献血をさせていただいています。
いつまで出来るか分りませんが、可能な限り、これからも献血を続けていきたいと思っています。