昨年末 いつものように献血をすべくクロスポート献血ルームに伺いました。
今回は全血400mLを予定していて朝食をしっかり取って臨みましたが、何と貧血状態でアウト。
ひと月前の成分献血では全く問題がなかったので、診察して下さったドクターからはすぐに病院に行くよう言われました。
何しろ年末29日、年始明けにもと考えましたが、やはり心配で休日救急病院に行くととにかく早く入院した方がいいと思いもかけない診断が下りました。
あれよあれよと1月2日の手術。
それまでもそれからも輸血に頼ることになってしまいました。
結局日本で数例、世界でも数十例しかない 「血管腫瘍」で今のところ明確な治療法が見つかっておらず、なかなか厳しい状況です。
毎日2,3パックの輸血、成分輸血をして少し元気をいただいていますが、こんなに皆様が善意で差し出して下さった血液を無駄にしているようで申し訳ない気持ちで一杯です。
私自身は21回しか献血していないのに.. 。.
輸血を受けている時、ベッドでパックを見ながらどんな方が下さったのだろうと時々想像しています。
私自身献血ルームで使い道を考えたことはありませんでしたが、自分がいただく側になって献血の重大さを痛感しています。
どうぞ少しでも多い方が私のような、またもっと必要性がある方のことを知っていただき献血ルームに足を運んでいただくようにご尽力下されば、と願っています。
最後にクロスポート献血ルームの皆様、そして全国の献血をして下さった皆様に心から感謝を申し上げます。
皆様の血液によってますます多くの患者さんが救われますように。
