5人目を出産したとき大量出血のため初めて輸血を経験しました。
意識レベルが低下し死を覚悟した瞬間を今でも思い出します。
病院にあった全ての血液を使用して私の命は助かりました。
この手で我が子を抱くことをあきらめかけた死と隣り合わせの状態から輸血によって生還したのです。
あれから12年、何人もの方の献血によって助けられた命に感謝しながら1日1日を大切に生きています。
そして現在では夫や上の子ども3人が毎年定期的に献血をしています。
まさか自分が輸血が必要になるなんて思ってもいませんでしたが、いつでも誰にでも起こり得ることであり、必要なときに十分な在庫があることで助かる命があることをみなさんに知っていただきたいと思います。
私が今生きて家族と暮らせていられるのはみなさんの善意のおかげです。
感謝してもしきれないけれど、本当にありがとうございました。