1滴1滴落ちる血の滴を眺めていたあの時、献血をしてくださる皆さんの温かさを感じました。
多くの方に私の人生、希望を作っていただけて、感謝でいっぱいです。
30回を超える輸血を経験したり、副作用に震える日々を過ごした1年前、私はただ「生きたい」と願いながら、誰かの優しさに支えられていました。
血液が体に入るたび、「ありがとう」が心の中に広がっていくのを感じ、誰かの命が私の命をつないでくれていることを実感しました。そして今、私はまた前を向いて歩いています。
あの頃には想像もできないくらい元気で笑顔あふれる生活を送っており20歳を迎えることができました。現在も輸血は必要ですが、治療を続けながら夢をかなえるために専門分野を学んでいます。
病気になったからこそ得られたことも多く、私もいつか誰かを救える存在になりたいと感じています。そのために今は治療と勉学に力を注ぎこれからも今できることを全うします!
献血は命をつなぐボランティアです。
献血をしてくださるあなたの行動は、どこかで誰かの未来を変えています。
みなさんの優しさとほんの少しの勇気をよろしくお願いします。
