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お知らせ

もうすぐ!さい帯血移植症例2万例到達!

お母さんと赤ちゃんを結ぶへその緒と胎盤の血液「さい帯血」。
出産時に頂いた「さい帯血」は、白血病などの患者さんへの移植治療に使われます。
1997年にさい帯血バンクを介した最初の非血縁者間さい帯血移植が実施されて以降、さい帯血移植は令和3年1月31日現在で19,831例が実施されており、今年度中には2万症例への到達が見込まれています。

現在、全国には6カ所の公的さい帯血バンクあり、さい帯血バンクと提携した97施設(さい帯血採取施設)において、さい帯血の提供をお願いしています。

公的さい帯血バンクと提携している採取施設

日本では、さい帯血移植が軒並み増加傾向にあり、移植治療に使われる造血幹細胞移植において大変重要な役割を担っています。

さい帯血バンク移植症例数

さい帯血移植症例2万例到達時には、さい帯血提供や移植などをより多くの方に知っていただくよう全国の関係機関でポスターやステッカーを掲示いただく予定です。

さい帯血を提供いただいた赤ちゃん写真とママさんであり造血幹細胞移植に携わる医師からメッセージを頂きました。

私は、血液内科医として造血幹細胞移植診療に携わっております。コロナ禍での妊娠・出産は不安が尽きませんでしたが、大切な我が子のへその緒を提供することができ、とても嬉しく思います。
新型コロナウイルス感染症が全国的に拡大し、骨髄バンクの新規ドナー登録者数は激減しております。
また、骨髄提供や移植の延期・中止に備え、今まで以上に臍帯血が必要とされています。臍帯血バンクの存在がさらに広く認知され、一人でも多くの患者さんが元気になられることを願っています。

イラストやクイズで学べる造血幹細胞移植の基礎知識、患者さんやドナーの体験談など広報誌BANK!BANK!で紹介しています。

広報誌 BANK!BANK!