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お知らせ

さい帯血移植1万症例突破記念タイムカプセルを開封しました。

 2013年8月、本邦では世界で初めてさい帯血移植症例が1万例に到達しました。日本さい帯血バンクネットワーク(当時)は、その記念として2万症例到達時の開封をめざし、タイムカプセルにそれまでの記録と想いを込めました。
 この度、開封を予定していた、さい帯血移植症例数が2万例に到達したことから、タイムカプセルを展示・保管していた虎の門病院において、タイムカプセルを開封しました。日本赤十字社は日本さい帯血バンクネットワークの事務局業務に協力していたことから、今般、タイムカプセルの開封に立ち会いましたので、その状況をご紹介します。

タイムカプセルの中には、当時さい帯血移植を受けた患者さんから8年後のご自身に宛てたお手紙、さい帯血提供者にお渡ししていた記念品、さい帯血バンク事業の記念誌などが入っていました。
 さい帯血移植はここ数年、非血縁者間造血幹細胞移植の中でも全体の移植数の半数を超える重要な選択肢となりました。今後も重要な選択肢であり続けるために、日本赤十字社はさい帯血バンクにおける採取・調製・保存の技術向上と、出産時のさい帯血提供推進に努めます。