神奈川県赤十字血液センターに届いた「ありがとうの声」
2005年の初夏、私はスクーターで通勤帰宅時に事故にあい、2週間ICU治療という重症のケガを負いました。
手術の際に2リットルを超える輸血をいただいて、無事に命を繋ぐことができました。
それまで毎年数回、献血をしており、記念品も頂けるほど頑張っていたのですが、看護師さんから沢山輸血を受けたから、献血はもうできないことを聞き、健康体でいるのに、そうでない、何かが足りないような人間になってしまった寂しさを感じました。
あれから15年以上経ち、あの時の寂しさは変わらないままです。
献血できる身体でいられることの幸せ、献血で人を救える尊さ、それができない寂しさ。
献血できる人が本当に羨ましいです。
時間が掛かってもいい、成分献血や、こんな自分の身体でも、何か役に立てる部分があれば提供したいと思っています。
こんなに、医学も技術も進んだ世の中なのに、人間を救える血液は、人間からでなければ救えない。
技術や医学がもっと進んだら、こんな自分でも献血できるようになるのかな。
その日まで、身体も血管も、当然血液も喜ぶ、食生活と運動を続けていきます。
お礼も何もできないけど、救急でお世話になった消防士さんや、病院の皆さん、そして輸血で頂いた血液を提供していただいた方。本当にありがとうございました。
昨年、脳出血で生涯2度目の救急車とICUにお世話になり、後遺症と闘いながら、残りの人生頑張って生きていきます!
基準が変わったりすることがあれば、献血に協力したい!!