
国内には、輸血を必要とする人が年間約100万人いると言われ、集められた血液の80%以上は、がんや白血病、再生不良性貧血などの病気と闘う人のために使われています。
血液は人間の生命を維持するために必要な成分であり、体から一定量が失われると命に関わります。また、血液の持つ機能が正常に働かなくなると病気になったりします。
このような患者さんを救うために輸血が必要となるのです。
しかし、科学が進歩した現代でも血液は人工的に造ることができません。また、血液は生きた細胞であるため、長期間保存することができません。
患者さんに安定的に血液を届けるために、健康な皆さんの献血へのご協力が毎日たくさん必要なのです。
病気やけがで輸血が必要となってしまうことは、皆さんが思っている以上に身近におこることです。
輸血によって命をつなぐ人がいます・・・
輸血によって笑顔を取り戻す人がいます・・・
このような病気やけがと闘う人たちを救えるのは、献血ができる健康な皆さんだけなのです。