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ありがとうの声

きっかけ/和美さん

私が献血をするきっかけは、高校の時の恩師の言葉から。「皆さんは今年18歳にあり、卒業を迎えます。18歳になると、色々なことができます。その一つには献血があります。」この言葉がきっかけで、私は初めて献血に行きました(当時は、男女ともに18歳から400mL献血と成分献血が可能でした)。その後も、1年に1度全血献血を行っていましたが、仕事が忙しくなるとともに次第に遠ざかっていたある日、親が病気に倒れ、病院のお世話に。幸い、命に別状はなかったものの、助けてくださった医療機関への感謝の思いから、再び献血を行うようになりました。そして、今度は姉が病気なった際、手術が必要となり、僅かなれど輸血が行われました。無事に手術は成功し、その後数年間、誰かの善意のおかげで貴重な時間をいただけたのかなと思います。

最近は成分献血も組み合わせ、年に数十回献血を行っていますが、その数だけ誰かの命が救われ、誰かのかけがえのない時間も生まれているのだろうと思う一方、献血後のアイスやジュースを頬張ったり、目当てのグッズを手に入れる楽しみも、献血を続ける理由の一つである気もします。ただ、そんな気軽な気持ちからでも、献血に興味を持って始めた貴方は、きっと誰かのヒーローです。献血に助けられた家族として、とても感謝しています。ありがとうの声をここに。(愛知県:和美さん)

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