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ありがとうの声

ペンネーム:Mさんからのメッセージ

兵庫県赤十字血液センターに届いた「ありがとうの声」(ペンネーム:Mさん)2020年から潰瘍性大腸炎という病気になりました。大腸から出血する病気なので、再燃(病気が活発になっている)の時は、貧血でふらふらすることが多かったです。2024年の春から夏にかけて半年ほど再燃しておりました。約半年の間の再燃でしたが、後半の方は「どこまで悪くなるんだろう」と思うほど、寛解(症状が安定している)からは程遠かったです。そしてずっと使用していた薬の副作用が大きくなってしまい、血液中の鉄は足りているがヘモグロビンが作られない状態になり、鉄剤では貧血を対処できませんでした。そして輸血当日、輸血パックを見た私は驚きました。一人の人からこんなに血を採って大丈夫なのかと心配になるほど、血がたくさん入っていました。合計2パックの輸血をした結果、頭痛と発熱の症状が無くなり、貧血の数値は7を超えました。(輸血前の数値は5.1でした。)担当医からも顔色が良くなったねと言われ、鏡を見ると、自分でも分かるほど顔の血色が戻っており、1つ症状が解決できた嬉しさと、安心を感じました。そして今回の輸血を機に、持病の症状が良くなっていきました。今ではすっかり寛解しており、ためらいもなく外出をしております。通院する頻度も3ヶ月に1度です。精神的、身体的な楽を手に入れられた私は毎日幸せです。

少し嫌なことやめんどくさいことがあっても、元気な内に頑張ろうと思えるようになりました。病気の辛さは意外と記憶にはあまり残りませんが、輸血の時のことはよく覚えています。たくさんの方が「誰かのために」献血をしてくれる中、私は「誰かがくれた血液で回復できたから頑張ろう」と考えられるようになりました。献血をしたという知人には、「輸血で楽になったよ。ありがとう。」と言っています。そして今回、SNSで輸血をした方がメッセージをできることを知り、2025年の2月に書かせていただきました。ありがとうございます。薬の力で補えないことを献血者の血液で叶えられることは献血者の想いを救い、患者の力になっていると思います。最初の方に輸血パックの血の量の多さに驚いたと書きましたが、それを承知で献血してくれた方には感謝してもしきれません。献血しようと思って行動してくれたことがとても嬉しかったです。かきたいことがまだまだありますが、献血制度に助けられました。ありがとうございます。

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