神奈川県赤十字血液センターに届いた「ありがとうの声」
私は、成人の少し前から潰瘍性大腸炎(UC)にかかっています。
2015年の夏から体調が悪くなり、9月から産まれて初めて入院する事になりました。
腹痛や粘血便(粘液や血液を含んだ排便)、発熱、貧血がひどく、入院してからトータルで1ヶ月ぐらい絶食になりました。
ある時、病棟で貧血で転倒してしまい、即CTの後、輸血が始まりました。
輸血ってどうやって行うのか酷く不安でした。
ただ、私の場合、中心静脈栄養(IVH)のために、首に中心静脈カテーテル(CVC)を挿入していました。ですので、輸血のチューブを、CVCのプラグに繋ぐという簡便な物でした。
私は輸血以外にも、高カロリー輸液(TPN)の投与や白血球除去療法(LCAP)も首から行いました。
さらに末梢静脈栄養(PPN)やステロイド剤の投与などで、両腕にも針の跡が何個も出来てしまいました。24時間も点滴に繋がれっぱなしなので、針を指刺しながら寝る始末。
さらに、輸血中か輸血が完全におわってから少ししたらクロストリジウムディフシルという感染症にもかかってしまいました。
輸血そのものですが、1日に2、3本ぐらいで、大体トータルで20本くらい入れられました。
輸血が一旦終わると、出血が無くなり、フラフラしなくなりました。
ですが、その時は早朝に大量に出血し、昼頃に改善の繰り返しでした。
あれから、4年経ちますが輸血後検査も何もなく、ステロイドも無事やめられました。
唯一の支障は献血が出来ない事ぐらいですかね。
関わった方々に御礼申し上げます。