神奈川県赤十字血液センターに届いた「ありがとうの声」
二人に一人が「がん」になると言われている昨今ですので、2001年に乳がん体験をした私は、もう「がん」になることは無いと思っていました。
乳がんの治療も落ち着き、子供達も自立し、
自分のために自由に時間を使えるようになり、毎日1000m泳ぐことを楽しんでいました。
そんなある日、2016年2月のことです。急に、日ごとに泳げる距離が短くなってきました。
横になって眠ることもできなくなってきました。
病院で検査を受けると、縦隔に大きな腫瘤があることが解りました。
急性のリンパ性白血病でした。
すぐに治療に入り、寛解状態になったとき『臍帯血移植』を受けることができました。
私に合う造血幹細胞を提供してくれたママと赤ちゃんがいたからです。
移植後、なかなか血小板が増えず、何度となく血小板の輸血をしていただきました。
その甲斐あって、移植から3年目を迎えることができています。
私に新しい命を提供してくださった赤ちゃんとママ、
そして、血小板を提供してくださった見ず知らずの皆さんに心よりお礼を言いたいです。
本当にありがとう!