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作新学院高等学校で「献血セミナー」を開催しました。

血液のがんである悪性リンパ腫と闘ったフリーアナウンサーの笠井信輔さんによる講演

ー2023年12月6日(水)作新学院高等学校(栃木県)ー

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2023年12⽉6⽇(⽔)作新学院高等学校で、フリーアナウンサーの笠井信輔さんによる「献⾎セミナー」を開催しました。

当日は、将来医療系の道への進学を目指す生徒およそ70名が参加しました。

笠井さんは、4年前に⾎液のがんである悪性リンパ腫と診断され、4か⽉半に及ぶ闘病⽣活を送りました。

セミナーの中で笠井さんは、闘病中に「輸血」によって当時悩まされていた頭痛の症状が治り、入院中のQOL(生活の質・生命の質)が上がった経験を紹介し、QOLが上がることにより、がんと向き合うことができて、頑張ろうという気持ちとなり、多くの人の命が救われていることを伝えました。

⾃⾝の輸⾎治療の経験から「献⾎」の⼤切さを伝え、特に若い世代へ⾝近な社会貢献として献⾎に⾜を運んでほしいと協⼒を呼びかけました。

献⾎セミナーでは、⽇本⾚⼗字社関東甲信越ブロック⾎液センターが実施する『#いのちをつなぐ声 献⾎推進PROJECT』の⼀つとして、

笠井さんの闘病体験を通じて献⾎の意義や⼤切さを伝えていきます。

 

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・献血セミナーに参加した生徒からの声

◆星野 雅音さん

笠井さんは、すごく具体的に細かいところまで入院生活の話をしてくれた。

どのような時に輸血が必要なのか、輸血は血液が不足している人に使用されるためだけと思っていたが、ヘモグロビンなど血液中の成分も治療に必要だとわかった。

献血は深いものだと感じた。

献血はまだしたことはないが、自分も自己血であったが輸血をしたことがあるので、笠井さんの話には深い共感が得られた。

この深い共感を他の人にも共有して献血に足を運んでもらいたい。

 

◆福嶋 愛美さん

献血の具体的な使用先を知ることができ、献血の必要性について理解が深まった。

リアルな闘病生活の話は、他で知る機会があまりないので、笠井さんの入院中の話が自分にとって収穫だった。

献血をする前は、血を抜かれて気分が悪くなったりするなどのイメージがあった。

実際に献血をしてみた後は、すぐ授業を受けられるし、看護師さんなども慣れない私にも優しく、わかりやすく対応してくれたので、あったかい印象を持った。

これから献血される方も、不安なくできるのではないかと思う。

 

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※写真左から:星野さん、笠井さん、福嶋さん

 

 

『#いのちをつなぐ声 献血推進PROJECT』 とは、献血の大切さを伝える活動です。

献血協力者の声、輸血経験者の声、日赤職員の声など献血の周りに溢れる"いのちをつなぐ声"や"想い"を集め、たくさんの人に届けています。

 

 

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