Rh血液型とは赤血球の血液型抗原中に含まれる「D」という抗原の有無によって区別する血液型のことで、Rh(-)とはD抗原を持たない血液型となります。
2022年度の大阪府内医療機関への赤血球製剤の供給数557,141単位(1単位は200mL献血から分離できる赤血球製剤の量)のうち、Rh(-)製剤の供給数は4,327単位で、全体の約0.8%でした。
しかし、日本人の人口にしめるRh(-)の方の割合は0.5%(200人に1人)であるため、
0.3%(約1,670単位)の乖離があり、その差は献血者の方に主に電話やメールにて献血の依頼を行い、
年に複数回ご協力いただくことで何とか賄えている状態です。
Rh(+)の方に(-)の方の血液を輸血することは可能ですが、Rh(-)の方に(+)の血液を輸血すると重篤な副作用が発生する場合があります。どうか、お一人おひとりの負担を減らし、同じ血液型の方同士助け合いの意味で、下記にご協力をお願いできませんでしょうか?
① Web会員サービス「ラブラッド」にご登録いただき、献血の際は事前予約をお願いします。
献血へのご協力を事前に把握することができるため、医療機関からの依頼と照合して献血血液を有効活用することができます。また医療機関からの需要が集中し、多量の輸血用血液を必要とする際にもメールで一度に多くのRh(-)方への献血依頼が可能となります。
② 献血時に携帯電話番号のご登録をお願いします。
医療機関からの必要量に対しての依頼応諾数が即時に確認できるため、主に電話にて献血のご依頼をさせていただいています。
また輸血の際はABOとRh(-)の血液型を一致させますが、さらに詳細な血液型の一致が必要な場合や、緊急の献血協力が必要な際も電話依頼が血液確保に大変役立ちます。ぜひ下記の血液センター登録課の電話番号をご登録願います。
③ 献血依頼メールや電話があった際はご協力をお願いします。
依頼時には、体調や日程のご都合等を確認の上お願いさせていただきますので、可能な範囲でご協力をお願いいたします。
【依頼時の電話番号:大阪府赤十字血液センター登録課06-6962-7710(平日9:00~17:30)】
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ご協力の方には記念品「オリジナルRh(-)血液バッグ型アクリルキーホルダー」をプレゼント!
Rh(-)の輪をどんどん広げて行きましょう