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ありがとうの声

かけがえのない時間を頂きました

近畿ブロック血液センターに届いた「ありがとうの声」「かけがえのない時間を頂きました」（ペンネーム：アッキーさん）もう15年以上経ってしまいましたが...長男は、肺や腸の病気により産まれてからすぐに入院することになり、毎日辛い治療を続けていました。ある日、新たに病気が見つかりました。病名は血球貪食症候群という聞いたことのない病気でした。この病気は、自分の白血球などの免疫細胞が暴走をして自分の血小板や赤血球を攻撃してしまう病気でした。この病気の進行は速く、みるみる状態が悪くなっていきました。この頃はほぼ毎日、輸血をしてもらっていました。輸血をしてもらうと血液データも改善され、長男も体が楽になったようでした。本当に輸血で命を繋いでいる状態でした。その後、長男は亡くなってしまいましたが、輸血のおかげで本当に家族の大切な時間を頂いました。献血をする人も輸血を受ける人もきっかけは様々だと思います。誰かが誰かの大切な時間を作れるように、献血の輪が広がってほしいです。

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