制作も終盤。ほぼ完成形を目指しての制作を4人の生徒さんがパーツに分かれて描いてくださいました。描く姿も板についてきて表現にもこだわりが出てきました。その様子をご紹介します。
土煙は、一見シンプルな色使いに見えても、よく見てみると様々な色を合わせて描いていました。色を加えては指でなじませ、ぼかしを入れて綺麗なグラデーションに仕上がっていました。
女の子は全体に手を加えながら丁寧に仕上げがされ、画の中で姿が浮かび上がってきました。髪の毛は風を感じる滑らかなラインと色使いで、間近で見ていただきたいポイントのひとつです。
空は、光と空色を広げて明るくなりました。何度も引いて全体を見ながら、繊細な指使いで色をなじませて描いていました。細やかなタッチと質感が、画全体の世界観を作っているように見えました。
紙飛行機は、光に溶け込みながら遠くに飛んでいく遠近を出しつつ、輪郭や明暗、色合いで、紙の質感や真っ直ぐに想いをのせて飛んでいく情景を表現していました。
今回のチームは、合計8名の美術部員が参加くださっていましたが、ひとつの作品として仕上げるために、十人十色の個性をひとつに仕上げていくことが難しいと語っていました。近くで見るからこそ伝わるこだわりをぜひ見に来てほしい!それが制作者たちの熱い想いです。
日曜ということもあり、ご家族連れの多いなか、たくさんのお子様に興味津々に見ていただきました。写真の女の子はアンケートに素敵な絵を描いてくださいました!ありがとうございました!
この日は素敵な方(写真一番左)が制作風景を見学くださいました。
津田沼献血ルームに献血にお越しくださったのですが、この方どこかでご覧になったことありませんか?誰かに似てる!?この写真でピンときた方は、津田沼献血ルームをよく知っていらっしゃる方ですね!
正解は・・・
そうです!津田沼献血ルーム公式キャラクター「津田沼瞳ちゃん」のモデルになった方なんです!
フリーアナウンサーの佐々木瞳さん。津田沼瞳ちゃんのすらりとしたお姿も爽やかな笑顔も、この方がモデルさんだったからなのだなと納得してしまいました。
でも、それだけじゃないんです。長きにわたり献血推進にご協力くださり、ご自身のフェイスブックでも呼びかけをしてくださっている方なのです。献血に対する熱いお気持ちもこもっているからこそ、津田沼瞳ちゃんのキャラクターにアピール力があるのだと思います。
ぜひ佐々木さんのフェイスブックももご覧ください!