
2019年に再生不良性貧血を発症し、2019年~2020年にかけて大きな治療をしました。その間、赤血球と血小板を合わせて100回ほど輸血をしてもらいました。
血液疾患にとって、輸血は根本的な治療にはなりませんが、輸血がなければきっと今、ここにはいないと思うので、本当に本当に助けられました。
私が治療を受けたのはコロナ禍でしたが、そのような時期にも関わらず献血をしてくださっていた皆さま、ありがとうございました。
先日、彼氏ができました。私が血液疾患を患っていることや、輸血に助けられたことを話すと、「献血しようかな」と言って献血をしてくれました。恥ずかしながら私はその時初めて献血ルームに行きました。彼の献血が終わるのを待っている間、献血ルームに来ている方を見ていたのですが、見ず知らずの人のために血液を提供してくれる方がこんなにいるのか、と泣きそうになりました。
私は献血でお返しをすることはできませんが、現在は骨髄バンクのボランティアに所属し、少しでも恩返しができればと活動しています。
2025年11月 S.Aさん

