九州・沖縄の献血にWパンチ コロナ感染と台風11号で献血減少止まらず
~ コロナ感染回復後4週間経過で献血可能です! ~
人口あたりの新型コロナウイルス感染者数(累計)を見ると、九州・沖縄は、全国上位を占めています。
そのため、感染や濃厚接触、ワクチン接種で献血できない方が増え、各献血ルームや移動採血車の献血協力者が通常時よりも少ない日が連続し、8月1日~9月4日の一か月で約2,800人分(400mL献血)が不足してしまいました。(下図参照)
このような状況の中、追い打ちをかけるように台風11号が沖縄に接近し、予定していた移動献血(献血バス)が8月31日より9月6日までに21台中止となり、916人分の献血が不足。今後の台風進路予測から、献血不足がさらに増える可能性が高まっています。
現在のところ、輸血用血液の供給には支障をきたしておりませんが、このまま献血の不足が続くと1~3週間後より支障が出る恐れが出ています。
つきましては、コロナ感染回復後や濃厚接触解除後、ワクチン接種後(ワクチンの種類により異なる)でも、一定期間経過していれば献血可能であることから、献血へのご協力をお願い申し上げます。
ワクチン接種した方、新型コロナウイルスに感染した方、濃厚接触者となった方も一定の基準をクリアすれば献血ができます!
●新型コロナウイルスのワクチン接種の方
【RNAワクチン(mRNAワクチンを含む)(ファイザー社と武田/モデルナ社)を接種された方】
接種後48時間を経過していれば献血にご協力いただけます。
【ウイルスベクターワクチン(アストラゼネカ社)を接種された方】
接種後6週間を経過していれば、献血にご協力いただけます。
※上記以外の新型コロナウイルスのワクチンを接種された方については、現時点では献血の
受入基準がないことから献血をお控えいただくこととしています。
●新型コロナウイルス感染症既感染者の方
新型コロナウイルス感染症既感染者のうち、症状消失後(無症状の場合は陽性となった検査
の検体採取日から)4週間が経過し、回復後に治療や通院を要する後遺症がなく、
問診等により全身状態が良好であることが確認できれば、献血にご協力いただけます。
●新型コロナウイルス感染者の濃厚接触者の方
保健所から新型コロナウイルス感染者の濃厚接触者と判断され、最終接触日から
2週間が経過し、症状がなく問診等により全身状態が良好であることが確認できた方は
献血にご協力いただけます。
現在、献血会場では、上記の期間を知らずに来られる方が大変多い状況であることから、一度、新型コロナウイルスに感染したら、献血ができないと思っている方も大勢いらっしゃると推測されます。今こそ、コロナ禍最大の危機を回避するためにも献血へのご協力のほどお願い申し上げます。
献血会場では新型コロナウイルスの感染予防を徹底しております。
※ご予約なしの献血も受け付けておりますが、献血をされる方が同じ時間に集中することを避けるため、
可能な限り事前のご予約をお願いしております。
ラブラッド会員の方は<ネット予約>が可能です! また電話予約も可能です!