7/4(木)福重校区自治協議会 男女共同参画部のみなさま20名が施設見学にお越しくださいました。
今回お越しいただいた見学者さんからは、座学・検査・製造とそれぞれの部門でたくさんの質問を投げかけていただきました。
血液事業のこれまでや検査方法、血液型、製造過程など様々なことに興味を持ち、質問してくださるおかげで和気あいあいとした見学となりました!
今回は、見学の中で「以前は献血手帳を持っていることで、自身や家族が優先的に献血を受けることができたが、現在もその制度はあるのか?」というご質問をいただきましたので、こちらをご紹介いたします。
1968年以降に売血(血液を売ること)が影を潜めた後、献血(無償で血液を提供)を推進するために献血手帳へ「あなたやあなたのご家族が輸血を必要とされるとき、この手帳で輸血が受けられます」という表記がされていました。しかし、「輸血を受ける際に、献血手帳を確保するための精神的、経済的負担を強いられる」という社会的批判が高まったり、所要量の献血手帳は確保済みとの理由で献血を辞退する団体が出始めました。この状況を受け、1982年4月に献血手帳から供給欄が削除され、輸血が必要なとき、誰でも安心して必要なだけ輸血を受けられるようになりました。
※売血については、また別の機会にご紹介させていただきます!
見学者さんにたくさんご質問いただくことで、見学担当者も日々勉強になっています。
見学にお越しいただいた際は、可能な限りお答えいたしますので、どしどし質問を投げかけてください...!
今回は、当センターの施設見学にお越しいただきありがとうございました!
★施設見学詳細・お申込みはこちら→
https://www.bs.jrc.or.jp/bc9/bbc/guide/m2_01_visit.html