2022年春、私は急性リンパ性白血病のため緊急入院し、半年後に退院するまで数えきれないくらい輸血を受けました。
献血をしてくださった皆様、本当にありがとうございます。皆様のおかげで、今、私は生きています。
血液のがんである白血病は正常な血液を造れなくなります。
輸血を受けなければ命を繋ぐことも、がんの治療を進めることもできません。闘病中は極度の貧血のため手足は冷たく、青白く真夏でも身体の芯から寒気が襲いました。
しかし輸血を受けると文字通り血が通い身体が暖まり生き返ったように感じます。
本当にありがたくて、献血をしてくださった方お一人お一人にお礼を言いたい気持ちになりました。
多くの方に支えられ助けていただいたおかげで、元気に暮らせるようになりました。
そして献血してくださった方への感謝の気持ちを少しでも伝えたくて、
短い距離ではありますが"献血ありがとう"のゼッケンをつけてマラソン大会に出場しています。
直接お礼をお伝えすることはできませんが、
こんなささやかな活動を通していつかどこかで皆様に私の感謝の気持ちが届くことを願っています。
岡山県在住 坂村