日本赤十字社は、B型肝炎ウイルスの感染を防ぐタンパク質(抗体)を保持している方にB型肝炎ワクチンを追加接種して抗体を高めた血液を献血によって集める事業「B型肝炎ワクチン追加接種プログラム」を国から受託しています。
近畿ブロック血液センターでは献血時の血液検査においてB型肝炎ウイルスの感染を防ぐ抗体があることを確認した方や、以前に本プログラムへご協力いただいたことがある方へ協力依頼を送付しています。
本プログラムの参加条件
以下の条件を全て満たしている方
●過去にB型肝炎ワクチン接種の経験がある方
●献血基準に適合している方(献血基準はコチラからご確認ください。)
●年齢が20歳以上、50歳以下で健康な方
※過去に本プログラムへご協力いただいた方で、以上の条件を満たす方は51歳以上でも参加可能です。
参加をご遠慮いただいている方
●1年以内にB型肝炎ワクチンを接種した方
●B型肝炎に感染したことがある方(HBc抗体が陽性)
本プログラムへの協力申込み方法
STEP1
以下のハガキが届いた方は、ハガキ表面に記載の「申込み用コード」を確認し、ハガキ裏面の二次元コード及びコチラから申込みをお願いします。(約1分)
STEP2
申込みされた方へ近畿ブロック血液センターから以下の書類を郵送します。書類をご確認いただき「『B型肝炎ワクチン追加接種プログラム』協力申込書」に必要事項を記入したうえ、返信用封筒に封入し返信をお願いします。
申込みからワクチン接種・献血の流れ
本プログラムの実施期間
B型肝炎ワクチン追加接種実施期間
令和6年8月26日(月)~令和7年2月18日(火)
※本プログラムでB型肝炎ワクチンを追加接種された方は、ワクチン接種後2~4週間以内(12週間以内は可)に成分献血のご協力をお願いします。
抗HBs人免疫グロブリン(HBIG)製剤について
B型肝炎の感染を防ぐ医薬品「抗HBs人免疫グロブリン(HBIG)」をつくるためには、原料としてHBs抗体を多く含む血液が必要となります。
通常の献血では確保することが困難なことから、日本ではほとんどを海外からの輸入に頼っています。
※抗HBs人免疫グロブリン製剤の主な使用目的について
●母子間感染予防
●血液汚染事故(針刺し事故)対応
●肝移植後のHBV再活性化予防
本プログラムについてご不明な点等ございましたら、以下問い合わせ先までご連絡ください。
【問い合わせ先】
近畿ブロック血液センター献血管理課
TEL:0120-222-863(平日9:00~12:00、13:00~17:00)