このたび、茨城県赤十字血液センターつくば供給出張所において、赤血球製剤を医療機関に納品する際の梱包に不備があり、その血液製剤を使用できない事態が発生しました。
献血にご協力いただいた方のご厚意を無にする結果となり、深くお詫び申し上げます。
当センターでは、本事態が発生したことを重く受け止め、血液製剤を取り扱う全職員への教育を徹底するとともに、再発防止策を講じてまいります。
今後、皆様の善意による献血血液を無駄にする事態が起こらぬよう、血液製剤の梱包に関する手順の見直しを実施し、安定供給に万全を期すよう取り組んでまいります。
皆様に事態の概要等について報告申し上げるとともに、今後も献血へのご協力を賜りますようお願いいたします。
1 発生日
令和7年9月29日(月)
2 概要
医療機関Aに赤血球製剤8本を納品した際、同梱した保冷材が規定量を満たしておらず、血液の適切な温度管理がなされない事態が発生したため、医療機関Aから使用前の当該製剤を引き取り、代替の赤血球製剤を納品しました。
その結果、引き取った赤血球製剤8本が使用できなくなりました。
3 医療機関への影響
当センターから代替の同製剤を納品し、医療機関への影響はありませんでした。
茨城県赤十字血液センター
所長 吉 田 明