礒田 武彦さん
私自身の体験が、いま献血推進ボランティアを行う原動力に。
10代の頃から休みなく働き続けていたハードな労働が原因だと思うのですが、27歳のときに十二指腸潰瘍になってしまいました。その時、大量に吐血し、輸血を受けたんです。薬での治療が終わって、短期間で退院することはできました。
実は倒れるずいぶん前、知り合いのおばさんを助けるために献血したことはあったんですが、まさか自分が輸血される側になるとは思ってもみませんでしたね。当時は、助けられるなら助けたいという気持ちだけで、自分の血液を提供していたんです。
そんな私自身の体験が、いま献血推進ボランティアを行う原動力になっています。現在も滋賀県の商業施設などで行う献血バスのイベントに協力したりして、熱心に献血活動に取り組んでいます。
「十二指腸潰瘍」