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スタッフ日記

1/29 須磨寺心の一文字

~~新長田鉄人前献血ルーム~~

1月29日水曜日。第3回目になる須磨寺副住職、小池陽人様による「心の一文字」イベントを開催しました。今回は当施設開設10周年の特別企画として実施させていただいたものです。
前回は開始前から陽人さんを待たれる人がおられましたが、この日も午後の受付開始前から順番を待たれる方が多数待機状態。陽人さんはその状況を見て、開始時刻前にも関らず「さ、始めましょう。ご案内をどうぞ」と。あぁ、なんて、なんてありがたいこと!

たまたまこのイベント開催日に献血した、と言われていた女性は、終わられた後「もぉ、まじかに綺麗なお坊さん。優しく微笑まれてドキドキした!」と少々興奮気味でありました。
この方を皮切りに、ひっきりなしにキッズルームに入られる献血者。お坊さんと1対1で対話をする時間なんて、そうそうあるものではありませんから、どなたもけっこう長くお話しされ、結局休憩無しの大延長約3時間の実施。

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書いていただいた方は、皆さんとっても柔らかいお顔になられて、大事そうに色紙を抱えて帰られるのです。前回のイベントの際は、早速額を買われて見せに来てくださった方もおられました。
"健"という文字をご希望された方にお話しを伺いました。
身内が大きな病気に罹ったことがありました。それをきっかけに、健康の大切さと、ありがたさが身に沁みました。健やかでいることの感謝の気持ちを忘れないように、この文字を書いていただきました、とのこと。

"笑"という文字を書いてもらった方は「二人きりになっても、何をお喋りしていいかわかりません」と、ためらっていましたが「副住職さんの方から、どうしてこの字を書いてほしかったのですか、とお尋ねいただきました」と。
そして、笑顔で毎日過ごすことは、自分が幸せになるだけでなく、人をも幸せにすること。だから、人を幸せにするためにも笑顔でいることは大切なこと。そんなことを教えていただいたそうです。そんな彼女の笑顔を見ていると、私も幸せな気持ちになりました。

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回を追うごとに参加ご希望者が増えるこの取組。影の立役者の存在もとても大きいのです。
第一回目のイベントを行った6月に、須磨寺で事務関連のお仕事をされている方が当日の模様をご覧になり、多くの方が献血に参加される様を見て自分も何かできることを、と様々なご提案をしてくださいました。
その中の一つが、須磨寺内へのポスター掲出やチラシ作り。「心の一文字」イベントの日程が近づくとそれらを境内などに置いてくださるのです。
おかげさまで当日は何名もの方が「須磨寺で見たから」とご来所くださいました。

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たくさんの方のご協力で支えられている献血です。
私たちも感謝の気持ちをお一人、お一人にきちんと伝えることができますように。

鉄人Kちゃん


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