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Q.
食事をとっていないと献血できないのですか?
A.
二食続けて食事を抜かれた場合や極度に空腹の状態にある場合は、献血者の安全のためにお断りすることもあります。
空腹や脱水の状態で献血をすると、めまいや気分不良などの副作用が起こり易くなります。これらを予防するために採血の前には十分に水分を摂ることをお願いします。 -
Q.
カゼをひいているのですが、献血できますか?
A.
献血していただく方の健康に配慮して、献血にご協力いただけるかどうかを医師が判断させていただきます。 風邪薬を服用している場合はご遠慮いただいていますが、服薬されていない場合は当日の体調を見ての判断になります。
ただし、体調が悪い場合は献血をして副作用が発生する恐れもありますので、風邪をひいていることを医師にお伝えください。 -
Q.
歯医者に通院していると献血できませんか?
A.
口腔内常在菌が血液中に移行する可能性があるため、歯石除去を含む出血を伴う歯科治療を受けた場合は、治療後3日間は献血をご遠慮いただいています。
また、当日の状態により医師の判断でご遠慮いただく期間が延長される場合もあります。 -
Q.
花粉症の薬を飲んでいますが献血できないのですか?
A.
治療中であればその程度によって、また献血に差し支えが出るような強い症状の場合は献血をご遠慮いただいております。
症状が軽い場合は花粉症の薬を飲んでいても多くの場合は献血にご協力いただけます。 -
Q.
薬を服用していると献血できませんか?
A.
疾病の種類や薬の種類によって献血をご遠慮いただくことがあります。しかし、ビタミン剤やごく一般的な胃腸薬等の場合には、服用していてもおおむね支障はありませんが医師にご相談ください。
医師による処方が必要な薬を服用している場合は、献血にご協力いただく方ご自身の健康を考慮し、献血をご遠慮いただくことがあります。
また、外用薬やその他についても、医師の判断により献血をご遠慮いただく場合がありますので、詳しくは「献血いただく前にご確認ください」をご覧ください。 -
Q.
糖尿病ですが、献血はできますか?
A.
糖尿病の方でもインシュリンや薬物投与を受けておらず、食事療法のみ行っておられ、合併症(網膜症、腎症、神経症)がなければ、献血にご協力いただけます。
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Q.
ピアスをしていると献血できませんか?
A.
他の方と器具(ピアッサー等)を共用せずにあけた場合、局所に炎症がなければ、1カ月後から献血にご協力いただけます。
ただし、器具を共用して穴をあけた場合は微かに付いた血液を介してエイズウイルス、B型およびC型肝炎などのウイルスが感染している可能性を考慮して、ウイルス感染の有無が確実に検査できるまでの6ヶ月間は献血をご遠慮いただいています。 -
Q.
ピアスをあけて3年くらい経っているのに献血ができないと言われましたが?
A.
粘膜を貫通する形(口腔、鼻腔、舌など)でピアスを使用中の場合は、細菌感染の恐れがあるため、献血はご遠慮いただいています。
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Q.
タトゥー(いれずみ)、アートメイクを入れたのですが献血できますか?
A.
タトゥーや刺青の類を入れた場合は少なくとも6ヶ月間はご遠慮いただいております。それ以降は医師の判断によりご協力をお願いしています。
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Q.
過去に輸血を受けた人は献血できないのですか?
A.
輸血を受けたことのある方は、献血をご遠慮いただいています。
これは、輸血によって、現在の検査方法では検出できないウイルスや未知のウイルスの感染が起こった可能性を考えての制限です。あくまでも、輸血を受ける患者さんの安全を最優先しての制限であり、輸血歴のある方が、現在何らかのウイルスに感染しているとか、病気であるということではありません。 -
Q.
美容形成手術を受けたことがありますが献血できますか?
A.
ヒト胎盤(プラセンタ)由来の注射剤を投与された場合は、献血をご遠慮いただいています。投与の有無と薬剤名をご確認ください。ごく最近手術を受けられた場合は、手術の種類や時期によって献血をお断りする場合があります。
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Q.
プラセンタ製剤を注射した人が献血できないのはなぜですか?
A.
これまでヒト胎盤エキス(プラセンタ)注射薬の使用により、vCJD(変異型クロイツフェルト・ヤコブ病)の感染事例は報告されていません。しかし、ヒト由来の臓器から製造されており、念のための措置として献血をご遠慮いただいています。
また、現段階での対象は注射薬のみとなり、健康食品(サプリメント・ドリンク剤)、化粧品、内服薬等は含みません。詳しくは「ヒト胎盤(プラセンタ)由来製剤について」をご覧ください。 -
Q.
湿疹や傷があると献血できないのですか?
A.
採血部位(肘)に湿疹がある場合は、献血をご遠慮いただいています。湿疹に限らず、採血部位に何らかの皮膚病変がある場合にも同様です。採血部位以外の場所に、皮膚疾患や生傷などがある場合にもご遠慮いただく場合があります。
湿疹、傷がある場合は、医師にお申し出下さい。 -
Q.
インフルエンザ(その他)の予防接種をしていますが献血はできますか?
A.
接種後、24時間以上経過して特に症状(接種部の腫れや発熱などのワクチンによる副作用)がなければご協力いただけます。
予防接種は種類により接種後の期間が異なります。不明な点は問診の際、医師にお問い合わせ下さい。 -
Q.
妊娠中でも献血できますか?
A.
献血にご協力いただく方の健康を保護するため、妊娠中、または出産・中絶・流産後6カ月間は、ご遠慮いただいています。
また6カ月以上経っていても、出産後1年以内で授乳中の方も同様にご遠慮いただいています。 -
Q.
現在、低用量ピルを服用中です。ピルを服用している人でも献血はできるのですか?
A.
低用量ピルについては、服用していても献血にご協力いただくことが可能です。体調に問題なければ、ご協力をお願いします。
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Q.
海外旅行から帰ったばかりですが献血できますか?
A.
海外からの帰国日(入国日)当日から4週間以内の方の献血は、ご遠慮いただいています(国や地域によってはご遠慮いただく期間は必ずしもこの限りではありません)。
これは、輸血によって感染する恐れのある疾患(ウイルス感染症等)によるリスクを軽減するためであり、詳しくは問診の際、医師にお申し出ください。 -
Q.
1980年~1996年の間にイギリスの滞在歴があるのですが、今後絶対に献血はできないのでしょうか?
A.
英国を中心に発生しているvCJD(変異型クロイツフェルト・ヤコブ病)については、輸血による伝播に関して未知の部分が多い一方、牛海綿状脳症(BSE)との関連も強く指摘されていることから、安全が確認されるまでの間、一定期間の滞在歴がある方は、献血をご遠慮いただいています。
詳しくは「献血をご遠慮いただく場合」をご覧ください。