MENU

血液製剤と他の薬剤との混注について

輸血用血液製剤は単独使用が原則です。輸血用血液製剤と他の薬剤の混合により、物理的あるいは化学的変化が生じ、血液製剤に溶血や凝固等を引き起こすことがあります。

例えば、カルシウムを含む輸液製剤と血液製剤を混合すると、凝固系が活性化されフィブリンが析出して血液製剤が凝固する場合があります。

薬剤との混合でどのような配合変化があるかはわからないので、輸血用血液製剤と他の薬剤の混合は避けてください。